2020.08.24

  • Word Press

WordPressのDB置換にはSearch Replace DBがおすすめ

WordPressが導入されているサイトを別サーバーに移行する場合、データベース内のドメインなどを置換する必要があります。
テキストエディタなどでSQLを直接書き換えることも可能ですが、データベース内にはURL文字列の長さなどの情報も含まれているため、単純にドメインを書き換えただけではデータベースに保存されたシリアライズされたデータまで書き換えることができずにプラグインなどに支障をきたす場合があります。
今回紹介するSearch Replace DBであれば、手間のかかるWordPressの引越し作業も簡単に済ませることができます。

Search Replace DBのダウンロード

まずはじめに、公式サイトよりスクリプトをダウンロードしましょう。
Database Search and Replace Script in PHP
ページ下記の「Knowledge check」の項目を確認しチェックを入れると、Emailの入力フォームが表示されます。


名前とEmailの必須項目を入力し、送信(SuBmit)するとダウンロードリンクが記載されたメールが届きますので、受信したメールからhereのリンクをクリックし、スクリプトファイルをダウンロードしましょう。

Search Replace DBの使用方法

ファイルを解凍したら「Search-Replace-DB」というフォルダをそのままWordPressの内のwp-contentと同じ階層にアップします。

次にアップロードしたSearch-Replace-DBを使用するためにhttp://ドメイン名/Search-Replace-DB-master/にアクセスします。
下記のような画面が表示されればインストールは完了です。

databeseにサイトのデータベース名やユーザー名、パスワードなどが表示されるので確認しましょう。
移行作業としては次の3点になります。
❶のreplaceの左フォームに移行前のサイトURLを、右フォームに移行後のサイトURLを入力します。
❷dry runをクリックします。こちらは入力した内容で実際に置換するとどうなるかというシミュレーションを行うためのものです。変更されたテーブルはview changesをクリックするとポップアップが表示され、置換前と置換後の確認ができます。
問題ないようでしたら、live runをクリックして置換を実行しましょう。クリック後に英文で「置換前にバックアップを取ってください」というメッセージが表示されるので、準備が出来次第、OKをクリックします。
❸置換作業が完了したら、delete meをクリックしてサーバー内からSearch-Replace-DBを必ず削除するようにしましょう。

使用後は必ず削除を行う

Search-Replace-DBの実行画面よりdelete meで削除を行っても、時よりサーバー内にフォルダが残っている場合があります。こちらも念のため確認して必ず削除するようにしましょう。
なぜ、Search-Replace-DBを必ず消さなければならないかというと、このスクリプトがサーバー上に残っていれば、だれでも「サイトURL/Search-Replace-DB」でアクセスすることができ、データベース情報の確認や、書き換え等もできてしまい大変危険だからです。必ず削除するようにしましょう。

以上が、Search-Replace-DBの使用方法の紹介でした。

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